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レンズのF値について

投稿日時:2017-07-27 01:49:47

カメラのレンズを探してみると「F値」という言葉を目にするのではないでしょうか? この「F値」ですが、カメラのレンズ選びでもかなり重要な数値なのです。

レンズの性能は単純な拡大や望遠の性能だけで決まるわけではありません。撮れる写真の質を大きく左右するこの「F値」は、簡単に言うと「レンズの明るさを示す数値」です。F値が低いカメラほどレンズに多くの光を取り込むことができ、明るい写真を撮ることができます。

この光を取り込むことができるかどうかは、純粋な写真の明るさだけではなく、シャッタースピードにも関わります。より短い時間で鮮明に映すことができるからです。そのため、スポーツや動物など、活動的なものをブレずに綺麗に写真に収めることができます。また、光を取り込む量が多いために、星空など微弱な光でも綺麗に撮影ができますので天体写真にも向いています。

ちなみに、市販されている製品の中では、最もF値の低いレンズはF0.95になります。一般的に、F値が低いレンズほど高額になります。一眼レフの場合はレンズが交換できますので、高価なレンズは後から奮発して……という手も使えますが、コンパクトデジカメですとそういうわけにはいきません。写真の質はF値だけがすべてではありませんが、レンズが交換できないタイプのカメラを買うときはF値についてよく確認しておくといいかもしれませんね。

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